胆石症急性胆嚢炎（開腹手術）闘病記１０

自分だけは大丈夫って思ってたからこんな事になっちゃいました

胆石症　急性胆嚢炎　開腹手術　闘病記　　１０

５月４日・・・担当の院長先生が回診・・・

「Ｔチューブ抜きます・・・」

お腹から出ているチューブは糸で留めてあるようです。（見てない・・見られない）

はさみでパッチン、パッチンと切って・・・先生が・・・チューブを引っ張ります。

何ともいえない鈍痛・・・「つっっ・・・・（痛い）」思わず言ってしまいました。

「痛いかぁ～？　今日はここまでにしておこう。」

５月５日・・・続きを引っ張ります。何とも気持ち悪い感触です。

「あっ・・抜けそう・・・抜けた♪」院長先生は、嬉しそうに

「ほら・・これが入っていたんだよ！」

私の体内から出されたＴチューブを、大きなピンセットで摘んで見せてくれました。

「先生、見たくなかったよ～余計、痛いって・・・　（ＴｏＴ）」（心の声）

この日はお腹が痛んで・・・久しぶりに座薬を使いました。

３週間お腹に入っていたＴチューブを、抜いた後はしばらく痛みましたが・・・

傷口は１日でカサブタになって、すぐ絆創膏になりました。

手術日からずっとしていた腹帯を５月６日に外し、

腹巻がなくなって寒かったぁ～

それと、意外にパジャマのズボンのゴムが傷に当たって痛かった。

とうとう、やってきました。

５月７日・・・鼻から胆道まで続くチューブを抜く日です。（晴れて自由の身～！！）

苦しかった・・・二回連続の内視鏡的経鼻胆道ドレナージから２週間・・・

やっと・・・やっとです・・・（感慨深い）

胆管のＴチューブが付いていた所は胆嚢を取った場所・・・

そして、胆管のＴチューブと肝臓の間の穴を塞ぐ為の

「内視鏡的・・・」でしたが、肝臓から十二指腸に続く

十二指腸側の入り口（胆汁の出口）を切開してるので・・

その切開した場所が細くなったり塞がったりしないように・・・

新に「ステントチューブ」を３ヶ月間入れるって言うんですよ・・・

先生は・・・(ToT)

だから・・・この間の・・・あの苦しみ・・・再び・・・（闘病記　７　参照）

看護婦さんに「この間みたいに苦しい？」って聞くと・・・

「今度は道（鼻から胆管までチューブ）が出来てるから簡単よ」

って教えてくれます。

でも、やっぱり苦しかったです(ToT)。

（前回を１００とすると６０ぐらい・・）

処置のあと、院長先生がレントゲン写真を見せてくれます。

胆管にチューブが入って、上下に釣り針のようなかえしで

止まってることを教えてくれた・・・

「万に一人・・・抜ける人もいるけど・・・

その時は腸を通って便と一緒に出てきます。」

鼻から管が出てないのって快適～♪

顔もバチャバチャ洗えます。

５月８日にシャワーの許可も出ました。

そろそろ・・・退院かぁ～！！（ちょっと浮かれていました。）

でも、背中と右肋骨の辺りが・・・痛かったんです・・・

あんまり痛いんでシップを背中に張った。

ご飯を食べた後が・・痛い・・・

看護婦さんに一応報告・・・「ちょっと痛いです。」

「なんか、日に日に痛くなるなぁ～」（不安）

５月１０日の血液検査の肝臓の数値も悪く・・・

微熱も出てきたので・・先生は、決心します。

「ステントチューブをワンサイズ太いのに、入れ替えます。」

「えぇ・・・・また内視鏡的・・・受けるんですか・・・」（心の声）

でも、背に腹は換えられないと言うか、結構痛みが増してきてたので・・

「しょうがないかぁ～この痛みとおさらば（死語）するためだぁ～」

って、心の準備は出来てました。

５月１２日に・・・「内視鏡的・・・」の４回目実行されました。

もうぅぅ～今回も苦しかったようぅぅ

何回受けても・・・苦しいです。

今回は、ちょっと慣れたのか・・・話声が聞き取れました。

いつもの○○大学病院のスペシャリストの先生が、

処置中に「あ・・・抜けてる・・・」って言ったのが聞こえたんです。

えっマジですか？万に一人って・・・１００００人に一人・・・０．０１％じゃん！！

先生達も・・・なんで抜けてしまったか分からないって言ってました。

ちなみに、私が入院してた病院は結構大きな病院でした。

病院にとって、私は・・・初・初・初づくしでしたけどね。

強力なステントチューブに換え・・・血液検査も良好で・・・

おかげさまで、・・・５月１７日に無事退院しました♪

でも・・・

でも・・・

３ヶ月後に・・・

このステントチューブを外す・・・

５回目の「内視鏡的胆道造影検査」があるんですけどね・・・